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2024年10月8日 火曜日
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災難続きのモン・サン・ミッシェル

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1泊2日でモン・サン・ミッシェル&レンヌへ小旅行。今日、1日目は世界遺産の代表格モン・サン・ミッシェル。
まったく興味がなかったのですが、一度ぐらい行っておくかー!ということで行ってきました。

RennesまでTGV、そこからバスに乗り換えLe Mont St Michelを目指します。

bio marchéで買ったブルーベリーとla maison du chocolatのチョコレートを贅沢に頬張りながらのスタートです。
TGV,バスともにSNCF Voyageで事前にチケットを取ったのですが、TGVはなんと1人29euroと激安プライス!(時期、時間帯によっては100euro超えることも・・・)

電車とバスパッケージで取ると高い料金が提案されてしまうので、別々に検索して予約することをオススメします。

TGVの1er classeは座席もゆったりしていて快適
バスターミナルは北口(Sortie Nord)

Rennesに到着後北口(Sortie Nord)から外に出て右にすすみ、バスターミナルビルで出発を待ちます。
バスもチケットを持っている人の乗車が優先されるなど、事前予約しておいて正解でした。

突然広がった田園風景。バスに乗り換えるとローカルな風景を身近に感じることができます
童話に出てきそうなお家。途中も素敵な景色が広がります

宿泊先はLe Relais Saint-Michel(ル ルレ サン ミッシェル)

一見ドライブインかと思うエントランスですが、
部屋(ベランダ)からの眺めは絶景!

お部屋もバスルームも広くとってもキレイです!と、ここまでは気分上々だったのですが・・・

ホテルからモン・サン・ミッシェルまでは約1.7Kの道のり。始めは心地よい散歩だったのが、途中から横殴りの暴風雨。馬鹿みたいに35euroで買った傘が危うく棒切れになることでした(冷汗)。

怪しい雲行きがこれからのアクシデントを暗示していたのか?

島到着後、すぐに雨宿りランチ。
“5000円で泡食べる気ないなら、見るだけが賢い”との忠告に従い、オムレツ有名店を横目に別のレストランへ。かなり美味しくないけど、一人20euroなので、無理やり納得。
その後、雨があがったので島内を観光。
建造物は予想以上にミステリアス&美しかったので、結構満足しました(実は途中で飽きたけどね)
機会があれば、写真をアップしたいと思います。

気分良くホテルに帰る途中、雲行きが怪しくなり、またもや暴風雨。
昔は命を落とす巡礼者が多かったらしいけど、そんな話も理解できる。

ディナーはホテル。極悪のレビューを事前に読んでいたので、期待はしていなかったけど、惨澹たるものでした。メニューは46euroでこんな感じ。


前菜:ノルマンディー風オムレツ
マジで泡。しかもぬるい。焼いたオムレツを電子レンジで温めて、泡だけ後からつけたみたい。付け合せの超小さいどうでもいいサラダが滅茶苦茶美味しく感じる。

メイン:サーロインステーキ
生まれて初めてのウェルダン(頼んでないのに)っていうか、bien cuit(ウェルダン)じゃなくって、trop cuit(焼き過ぎ)。
こんなにパサパサしたステーキあるんだぁー。って、かなり新境地でした。しかも、シチューに入れそうな超3D(立体的)の肉だったので、皿の上で踊りまくり、切りにくい!!!
こんな分厚いのに、よく中まで火を入れたよね。ここまで来ると天晴れ!

デザート:クレームブリュレオールドスタイル
時間がかかって出てきた割に、全体的に生ぬるい。普通は表面がパリッとしているはずなのに、なんとも言えない食感。しかも、上に乗っていたイチゴのヘタを取ったら小さいゴ○○リが、しかも生きてる・・・(お食事中の方すみません)


ブチ切れて、クレームを言って途中退席。飲み物だけはタダにしてもらったけど、どうにもヤルセナイ。
周りもイライラして帰っていく人ばかり。
ドレスアップしてきたカップルの女性がすごく機嫌悪くなってたり、見ているだけでも、途中退席が3組。
ここに泊まっても、このレストランだけは絶対に利用しない方が身の為です。
(数々の仕打ちに耐えられるドMの方は是非どうぞ!)

ってことで、多少ムカつきながら部屋に戻ると、ライトアップされた幻想的なモン・サン・ミッシェルがお出迎え!

2人とも機嫌を直して、ベランダに出て写真を撮っていると…なんとドアが内側からロックされて開かない!!
キャーーー。もしかして野宿?(こりゃ、踏んだり蹴ったりですわ。)
もうどうしようもなくなってしまったので、2人で助けを求めて大声でわめいたのですが、反応なし。
「この世知辛い世の中、助けてーと叫んで出てくる人は少ないよね。」ということで、彼がベランダの手すりをトントンと強く叩き始めた途端、部屋から人が出てきました。
そのうち2部屋の方(ドイツ語圏の女の子と英語圏の紳士)がフロントに電話をかけてくれて、ようやく救出されました。
1部屋からは日本人が出てきたけど(日本語の会話が聞こえた)、完全無視で部屋へすぐ戻っちゃうし、隣の部屋も日本人だったんだけど、いるはずなのに音沙汰なし。
無視しててもいいから、異変をフロントに連絡ぐらいしてくれればいいじゃん!!

そんな中で彼がベランダから撮った1枚!

フランスが好きになりかけてた、彼が「やっぱりオレ、フランス嫌い。」だって。
もーーーー。ロクでもないので、サッサと寝よ。
とはいえ、このホテルLe Relais Saint-Michel のお部屋はおススメです!
(間違ってもディナーはここで食べないでください!!)

翌日に続く・・・

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Nagi
Nagihttps://www.voyages.jp
はじめまして!管理人のNagiと申します。 リクルート、医療系マーケティング会社などを経て現在フリーランスで活動中。 2017年から更新が止まり23年に復活。 同年秋に念願のマイルで世界一周を実現しました。 まだ旅行記は下書きのままで更新できていませんが、少しずつアップしていく予定です。 何故かヨーロッパに行くとトラブルに巻き込まれる体質なのは相変わらず。 失敗談の数々が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。 生粋の陸マイラー、時々乗り鉄。口癖は費用対効果! ふるさと納税歴は2013年から。

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1コメント

  1. えっー! 楽しみにしていたモン・サン・ミッシェルなのに
    散々じゃん! 
    一生ものの思い出だね。
    ロックアウトされるなんて最後の最後まで・・・笑える。
    他の日本人、助けてくれないんだ。冷たいね。
    私なら頼まれなくてもおせっかいしてます。性なので。

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