ダイニングの予約が再開されたのは8月頃。
コロナの影響で大学のサービスが縮小されていたため、ギリギリのタイミングで利用することができました。
(一緒に予約するつもりだった大学内の宿泊施設は残念ながら再開されず)
ボストンに来た理由の一つは、相方の母校を訪れること。
私には縁もゆかりもない場所なので、こんな機会もなければ一生来なかったに違いありません。
お客様は大学生や卒業生、教授らしき方々。
料理の内容と値段はカジュアルなのですが、コンサバでハイソな雰囲気が漂っていました。
横のテーブルにいらしたお年を召したご夫婦が印象的で、フランス語で囁き合っていた姿が至極エレガントでした。
(キャラが違い過ぎるので、こういう風にはなれないだろう…)
ちょっと疲れたところにホッとするお味ばかりだったので、久々に和みました。
特にチキンヌードルスープ!
普段は絶対に選ばないスープだけど、飲んでみるとアラ不思議!こんなに美味しかったっけ?
現役大学生のお茶目な女子会グループはスイーツとチーズがお気に召したようで、何度もおかわりに行ってました。
彼女たちのおかげで、私も心置きなくスイーツをおかわりした次第です(babaは許されないってか?)
料金は良心的で、ランチビュッフェが$26.95、コーヒー$3.50、浄化水が$4.95がでした(20%のハウスチャージあり)
せっかくなので、大学の敷地内をちょっとだけお散歩。
相方の思い出話に少しだけ耳を傾けつつ、意識は重厚な雰囲気に持っていかれております。
せっかくなので記念にハーバードのCoop(生協)でお買い物。
相方が「自分の学部のオリジナル商品が少な過ぎる…」と嘆いていました。
確かにMBAやロースクール、メディカルスクール、公衆衛生大学は他の学部に比べてオリジナルの商品が豊富でした。
寄付金が集まる学部の強みでしょうか…(妄想)
気を取り直して大学のオリジナルトレーナーにパーカー、Tシャツなどのアパレルと文房具などを購入(即、郵送してしまったので写真はありません)
Tシャツは問題ないのですが、裏がフリースになっているトレーナーやパーカーはインナーに抜けた繊維がガッツリに着くので、困りました(コロコロ必須)
ちょっと足を延ばしてMITも見学(一駅分ぐらいの距離がありますが、ギリギリ徒歩圏)
数字と数学記号を散りばめたようなこの作品は、ジャウメ・プレンサのALCHEMIST《錬金術師》
似たような作品を見かけた方もいらしゃるはず、虎ノ門ヒルズの広場にある『ルーツ』と同じアーティストです。
研究所の 150 周年を記念して卒業生から匿名で寄贈されたそうで、MITの科学的および数学的知識に貢献した「すべての研究者と科学者へのオマージュ」だそうです。