旅行26日目。
パリ滞在の最終泊を飾るのはLVMHが運営するホテルCheval Blanc Paris(シュバル・ブラン パリ)
フレンドリーながら丁寧な心遣いを随所に感じるスタッフと、ギミックが散りばめられたお部屋。
興奮とリラックスのミルフィーユ状態でした。
チェックイン!
ダメ元で、チェックイン12時、チェックアウト14時でリクエストしたところ、OKをいただいたので希望時間にチェックイン。
チェックイン・アウト時間は厳密には決まっておらず、お客様の希望に可能な限り寄り添ってくれるそうです(太っ腹!)
ウイーンで盗難に遭ったこと、世界一周の途中であること、ついでに今回記念日であること等をお話しして和やかな雰囲気でスタート。
それと、忘れちゃいけない朝食予約!
夢に見たテラス席は「寒いから予約を受け付けてない」とのこと。
(暖かい時期はテラス席で食事できます)
え?暖房は?パリといえば、カフェテラスのガスストーブが冬の風物詩でもある。
話を聞けば、去年の春から暖房付きテラスが法律で禁止になったそう。
違反すると結構な罰金と科されるそうです。
EUの環境保護基準や世界情勢を鑑みると電気を湯水のように使っている場合ではないですよね(どこかの国と違って法整備が早い)
残念!それなら窓際を死守しなければ!
お部屋へ移動
今回は『ルーヴル デラックス ルーム』に宿泊しました。
バトラーがクローゼットの引き出しを開けながら、アメニティ類の所在を案内。
ポーチやガーメントケース、シューケース、Berlutiのシューケアクロス等々、他ではない充実度。
「All yours」なんて言ってましたが、どこまで持って帰って良いのだろうか…スーツケースに入るかな😍
私達のくたびれた荷物が運び込まれると、バトラーが当たり前のような笑みで「荷解きしますか?」と。
聞きなれない提案に相方が思わず聞き返していました。
スーツケースには機内やホテルから頂戴したアメニティー、フリーズドライのおにぎり、バルセロナのルームサービスでもらった使い捨てカトラリー(しかも再利用済み)などがカテゴリー分けされてスケスケのジップロックに入っている🫣
この整理整頓が更に貧乏くささを醸し出す訳で…このクローゼットにどう収納されるのだろうか…
グルグル巡らせ固まっていた所、気付いたら相方が即お断りしていました😅
くわばら、くわばら。
写真の手前に見えるのはシュバルブラン(白馬)をイメージした一人掛けソファー。
館内の随所で同素材を見かけたが、白馬の革を剝いだのだろうか…質感が本物っぽい(汗)
ベッド足元の長椅子に置いてある紙袋には、ギフト(キーホルダーとパスポートケース)が入っていました。
デスクの左皿はキャラメルクッキーとチョコレートクッキー、抹茶エナジーボール(って何だ?)
それぞれ個性がシッカリしたコーヒーに合うお菓子でした。
右のガラスドームはクグロフかと思ったら、『ANNÉCIEN(アヌシャン)』と記載がありました。
ホテル6階にあるレストラン『Le Tout-Paris』のシェフ、マキシム・フレデリックがジョルジュ サンク ホテルのエグゼクティブ パティシエだった時に考案したレシピだそうです。
アヌシー(サヴォワ地方)のビスキュイ・ド・サヴォワのバージョン違い(?)といった感じ。
外側はサクサク、中はフワッと軽くて美味しかったです。
特筆すべきはバスルーム!
バスタブ右側のガラス部屋はシャワールーム兼ハマム(スチームサウナ)
このハマムで旅行の疲れが一気に回復しました。
バスルームのアメニティ類は非常に充実していて、シュバルブランを模った容器にはキュン死寸前でした。
小市民にはバトラーの「All yours!」が心地よく響きます😍
白とピンクの石鹸が置いてあり、ピンク側には女性用のアメニティーやバスローブ、タオルが、白側には男性用が配置されていました。
タオル類やバスローブはデザインが違うので間違えることもないし、使いやすかったです。
凝っているなーと唸ったのは香り。
女性用のアメニティは『パリジャンシック・プードル』、男性用は『パリジャンシック・ボワゼ』の香りで統一されており。それぞれシャンプーからボディーソープ、ボディークリームまで揃っていました。
女性・男性と言っていますが、昨今はジェンダーフリーなので、お好みかもしれません。私はプードルがお好みでした。
このエレガントな香りはディオールの専属調香師であるフランソワ・ドゥマシーが担当しているそうです(知らんけど。)
ルームサービス
気が付くと既に1時半を回っており、昼食を食べてなかったことに気づく。
せっかくなのでお部屋で軽食をとることにしました(これが余計だった…)
小銭を作るためにサマリテーヌへ
チップの小銭が足りないことに気づき、すぐ横のデパート『サマリテーヌ』へ。
高級ブランドがひしめく中で、かわい子ちゃんを発見!
早速購入(なんとこれが私にとって唯一のパリ土産になるとは‥)
2ラウンド目のルームサービス
15~18時限定の『Goûter sur la Seine(Teatime by the window)』というアフタヌーンティーぽいメニューが38€とお得だったので夕食はそれにしようと決めていました。
キャッチフレーズもカッコいい!
(ボキャブラリーの少ない管理人が下手に訳すとダサくなるのであえてそのまま)
Dive into Pastry Chef Maxime Frédéric’s sweet creativity with our Teatime by the Window, served in the intimacy of your apartment.
Cheval Blanc Paris のルームサービスメニューより
テーブルをセッティングしてもらい、ジャン〜!
飲み物はホットチョコレート、ペストリーは季節のタルトとミルフィーユ。
セイボリーの選択肢がお昼にいただいたサンドイッチしかなく、またいただくことに…
管理人は無類の甘党。この夢の光景にこの上ない喜びを噛み締めるのでした。
でも、フルサイズの2人前のサンドイッチとピラフ、大き目のスイーツ2種類は結構苦しいです。
ルームサービスの金額を確認した所、どう考えても高い請求額だったので電話で確認。
オーダーミスでティーセットに加えてサンドイッチが二人分の注文になっていたようでした。
もちろんすぐに解決し、事なきを得ました。
癒しのターンダウン
足りない物の補充をはじめ、ゆっくり休めるような心遣いが随所に施されていて心憎い!!
一部ですが…
『スリッパは揃えず、リラックスしてくださいね』と受け取りました(正解かは不明)
夜も更けてきました
胃がはち切れそうな状態で横になっていると…ノックの音。
なんとアニバーサリーのケーキをいただきました。
まだアヌシャンも手を付けてないのですが、明日食べれるだろうか?
『お腹が減ったらケーキを食べればいいじゃない』
(うん、サンドイッチは要らなかった)
明日は宿泊者だけが朝食を利用できる『Le Tout-Paris Restauran』やプールなどについて記録していきたい思います!
そんな訳で明日の胃もたれは確定ですが、そろそろ眠りにつきます。
シュバルブラン パリ 基本情報
ホテル名 | Cheval Blanc Paris |
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予約・参考URL | トリップアドバイザーで評価・詳細・予約情報を探す |
最寄り駅 | Pont-Neuf, Louvre-Rivoli |
住所 | 8 quai du Louvre, 75001 Paris, France |
電話番号 | +33 (0)1 40 28 00 00 |