初めてパリを訪れる友人から「行くべき場所を10ヶ所上げるとしたら、どこ?」と聞かれました。
パリ観光局の公式サイト(英語)を見ると、パリには2,185のモニュメントと206の美術館・博物館があるそうです。
今回は、そんな時に助かったTop 10 Parisから”パリの名所”と”ルーヴル美術館”、”ポンピドゥー・センター”の各トップ10をご紹介します。
2017/11/09 全体的に内容を更新し再編集しました
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1.Top 10 Parisとは
近年はガイドブックを上回る情報がインターネットから拾えるので、口コミサイトの評価やランキングをチェックするのも良いかもしれません。
ただ情報が溢れ過ぎているため、絞り込むのに一苦労です。
そんな昨今、管理人自身も活用し、周りにすすめているガイドブックがTop 10 Paris。
パリのハイライトTOP10から始まり、各観光スポットの見どころTOP10、お散歩ルートTOP10、セーヌ川沿いの景色TOP10、イベントTOP10、使えるチケットTOP10などなど…、とことんTOP10形式で紹介されています。
画像も豊富なため英語版でも直感的で分かり易いのが魅力です。
(残念ながら現在のところ日本語版はありません)
日本のガイドブックと違って無駄な広告エリアが一切ないので、使える情報がギッシリ。
徹底的にTOP10に拘ったアプローチに、「美術館TOP10は全部まわるぞ―」とか、興味のあるテーマの「TOP3までおさえるぞー」とか、人それぞれにモチベーションが湧いてくる作りです。
右はParis Highlights Top10のページ(画像をクリックすると拡大されます)
本書では、パリの代表的な名所としてこの10ヵ所をおすすめしています。
更に各ハイライトの見どころTOP10も紹介されているという徹底ぶりです。
1. ルーヴル美術館
2. オルセー美術館
3. ノートルダム大聖堂
4. エッフェル塔
5. サクレクール寺院
6. 凱旋門
7. ポンピドゥー・センター
8. パンテオン
9. セント・シャペル教会
10. アンヴァリッド Top 10 Paris 2017(EYEWITNESS TOP 10 TRAVEL GUIDES)より
2.ルーヴル美術館でおさえたい10の作品とモニュメント
ルーヴル美術館のTop10はこちらでした。
1. ミロのヴィーナス
2. モナ・リザ
3. 馬丁に制される馬(マルリーの馬)
4. 奴隷(ミケランジェロ)
5. ガラスのピラミッド
6. 中世のルーヴルフィリップ・オーギュストとシャルル5世のルーヴルの堀跡
7. サモトラケのニケ
8. メデューズ号の筏
9. ペローの柱廊(ルーヴル美術館の東ファサード)
10. レースを編む女
Top 10 Paris 2017(EYEWITNESS TOP 10 TRAVEL GUIDES)より
時間のない方は、急ぎ足で”Top10”を回っても良いかもしれません。
物足りない方は、ルーヴル美術館の公式サイト(日本語)で紹介されている傑作セレクションの22作品がおすすめです。
また、1時間半で回れるテーマ別の見学コースも複数紹介されているので、ご興味のある方は、合わせてチェックしてみてください。
すべて日本語で提供されています。

By Nitot (Own work) [GFDL, CC-BY-SA-3.0 or CC BY-SA 2.5], via Wikimedia Commons
3.ポンピドゥー・センターの見どころTOP10
センター・ジョルジュ・ポンピドゥーの見どころTOP10はこんな感じでした。
( )内はこちらで日本語追記したもの。
1. Escalator (エスカレーター)
2. Pipes (建物にへばり付いているパイプ)
3. Top-Floor View (最上階からの眺め)
4. The Piazza (建物前の広場)
5. Bookshop (1Fの書店)
6. Stravinsky Fountains (ストラヴィンスキー噴水)
7. Man with a Guitar (展示作品)
8. Avec l’arc noir[With a Black Arch] (展示作品)
9. Brancusi’s Studio (ブランクーシが生前のアトリエを再現)
10. Compositie no3 (展示作品)
2013年度版で5位だったパイプが2017年度版では2位になってました😉
ただのデザインだと思っていた3色のパイプ。
本書で意味を知った時は思わず唸りました。
グリーンは水道、黄色は電気、ブルーはエアコンで使用しているそうです。
いかがでしたか?
今回はテッパンの名所探しに最適なガイドブックをご紹介しました。
ショッピングやグルメ、ホテルなどの最新アドレスをキャッチアップするのは、ELLE JAPONやmadame FIGARO japon
などの雑誌のパリ特集が手軽でおすすめです。
また、テーマのあるパリを楽しみたい方にはパリでしたい100のこと、リピーターの方には現地書籍の日本語版がおすすめです(いずれもパリ好きには読み物として楽しめます!)
旅行のパートナーになる素敵なガイドブックを見つけてください。
それでは、Bon voyage!
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