毎年10月の第1土曜日の夜から翌朝にかけて開催される現代アートなイベント”NUIT BLANCHE(ニュイ・ブランシュ:白夜祭)”
今年のテーマは、« Paris à l’infini » : 10 kilomètres d’utopie au cœur de la Ville
「無限のパリ」 都市の中心にある10キロ*のユートピア
 なんて感じでいいのかな?
(*パリは端から端までが10キロ)
セーヌ川に沿って東西を横断しながら、さまざまな作品やパフォーマンスに遭遇していくというシナリオらしい。
今年のアートディレクターはポンピドゥー・センター=メスのローラン・ル・ボン館長だ。

目次

  1. NUIT BLANCHE 2012
    1. パリを見下ろす特別展望台
    2. 注意したいこと
  2. NUIT BLANCHE2011はどうだった?
  3. ローラン・ル・ボンといえば村上?

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NUIT BLANCHE 2012

開催日・時間

2012年10月6日(土)19:00~7日(日)7:00

主な開催場所
  • le Palais de Tokyo:パレ・ド・トーキョー
  • le Musée d’Art Moderne de la Ville de Paris:パリ市立近代美術館
  • le Musée Guimet:ギメ美術館 – 東洋美術館
  • l’École Nationale Supérieure des Beaux-arts:パリ国立高等美術学校
  • le Grand Palais, le Petit-Palais:グラン・パレ、プティ・パレ
  • la Cité de l’Architecture et du Patrimoine:建築遺産博物館
  • le Musée des Arts Décoratifs:装飾芸術美術館
  • le Musée du Louvre:ルーブル美術館
  • le Centre Pompidou:ポンピドゥー・センター
  • la Cité Internationale des Arts:国際芸術都市
  • l’Institut du Monde Arabe:アラブ世界研究所
  • la Bibliothèque François Mitterrand:フランソワーズ・ミッテラン図書館
  • la Maison rouge:メゾン・ルージュ
  • la Cinémathèque française:ラ・シネマテーク・フランセーズ 映画博物館
  • le Théâtre 13:テアトル・トレーズセーヌ川沿い(西はla Maison de la Radio:メゾン・ドゥ・ラ・ラジオから東はIvry:イヴリーまで)

※場所については下記オフィシャルマップをご参照ください。

地図

ブルーラインはセーヌ川沿いの開催範囲。


地図 Nuit Blanche 2012 を拡大する

パリを見下ろす特別展望台

今年の新しい試みは、公共施設を利用した一夜限りの展望台。
公共施設だと侮るなかれ、建築雑誌で紹介されている建物ばかり!やっぱフランスってすごいなぁー。
普段は一般解放されていない場所も多いから、中に入るだけでも貴重な体験になりそう!!
下は主な高層展望台。

– la terrasse de la Tour Morland, située au 15e étage de ce bâtiment (4e)
モーランドタワーのテラス、建物の15階(4区)

– la salle du Haut Conseil située au 9e étage de l’Institut du Monde Arabe (5e)
アラブ世界研究所の9階にの会議室(5区)

– le 24e étage de la Tour Zamansky, l’Université Pierre et Marie Curie, sur le campus de Jussieu (5e)
ピエールとマリ・キュリー大学(パリ第6大学)内のザマンスキー塔24階

– le 18e étage de la  bibliothèque François Mitterrand  (13e)
フランソワ・ミッテラン図書館の18階(13区)

– le 6e étage de l’Hôtel Industriel de Dominique Perrault (13e)
ドミニク・ペロー ベルリエール工業館の6階(13区)

Nuit Blanche fête ses 10 ans entre ciel et Seineより抜粋+適当訳

ちなみに、ピエールとマリ・キュリー大学というのは、あのキュリー夫人夫婦。2人ともパリ大学(ソルボンヌ)の卒業生なの。知ってた?(私は最近知ったよー)

このほか、上記で紹介した開催場所も展望台として夜通し解放される(展望台・開催場所については、上記地図を参照)
各会場では参加アーティストたちの趣向を凝らしたインスタレーションが楽しめるらしい。内容については、NUIT BLANCHEの公式サイトで小出しに紹介されていくようだ。

注意したいこと

スリ

パリで安全な夜遊びができる数少ないのイベントには違いない。
しかし、こういうイベントにはスリがメチャクチャ多い。貴重品は持ち歩かず、斜め掛けのジッパー付きバッグか衣服のポケット内に収まる程度の荷物で出かけよう
また、人混みを避けて誰もいないような路地裏に入りこんだりするのも避けた方が無難。

トイレ問題

ホテルや一部のレストラン、美術館を除くとお世辞にも綺麗とは言えない(っていうか、メチャクチャ汚い)
日本人としてはかなり厳しい生存環境だ。
便座のないトイレも普通にある。足腰が強い人は空気椅子って技もあるけど、ツワモノは使い捨てのビニール手袋を片手にはめてクッション代わりにしたりする。
とにかく、フランスではティッシュと除菌ティッシュは常に携帯しておくことをお忘れなく!

NUIT BLANCHE2011はどうだった?

去年はモンマルトル、ピガール~バティニョール、ニューアテネなどパリの北側を中心に開催された模様。
総費用は一晩で120万ユーロ(1億2千万円也)!
パリ・プラージュの総費用が1カ月で3億強だったからそうとうな力の入れ方。
30人以上の国際的アーティストが終結して、一晩のドラマを作り上げたらしい。日本ってこういうイベントないよねー。
ディレクターはALEXIA FABRE(ヴァル・ド・マルヌ現代美術館のチーフキュレーター)とFRANK LAMY(同美術館所属キュレーター、美術批評家、元美術雑誌の記者)の2人。

ルポルタージュ:NUIT BLANCHE2011

実は一度も行ったことがない私・・・
2011年の公式レポートビデオで雰囲気を堪能しよう。

ローラン・ル・ボンといえば村上?

今年のアートディレクター:ローラン・ル・ボンの紹介には必ずと言っていい程”MurakamiとJeff Koonsをベルサイユへ招いた男”というフレーズが入ってくる。(jeffはフルネームで村上は呼びしてかいなー?)
Murakamiとは村上隆氏(wiki)のこと。

フランス全土を震撼させたベルサイユ宮殿の個展について現地ニュースチャンネルでも報道されていた(下はそのビデオ)
向うでも賛否両論が凄かったようだけど、日本でもこの斬新さに着いて行かれる人は少なそうだ・・・(個人的に自信ないっす)
Jeffも結構すごっ。テイストは村上隆とは違うけど、方向性は同じような?気になる人はgoogleで画像検索してみて。

そういえば、彼が館長に就任してから、ポンピドゥー・センター=メスたけしの個展も開かれたよね?
あれも斬新だったな・・・

今回のNuit Blancheは斬新で独特な世界観になりそうですね。10月6日にパリにいる人が羨ましいっ!
濃厚な12時間になることでしょう!Bon voyage!


参考ソース:

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Notes de voyage管理人
リクルート、医療系マーケティング会社等へ経て、現在は事業コンサルトとして活動中。 2008年に念願のパリ留学(2ヶ月の短期ですが…)を果たし、頻繁にヨーロッパへ通うも、最悪の相性からか(?)必ず災難に遭遇する。 近年は、本業が忙しいため、近場を彷徨いつつ、○年後に世界一周を目論んでいる。 趣味は旅行、リサーチ、食べ歩き。
https://www.voyages.jp/

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